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★近松門左衛門・存疑問作として有名
どうぞ、ぜひとも、この“平成20年度文化庁芸術祭参加作品”であり、“322年の時を経て”この世に再演されました意欲作『賢女の手習并新暦(けんじょてならいならびにしんごよみ)』を皆様でご覧下さい。旅公演を続けています。
“「あなた様と生きていきとうございます」・・・・これは「運命」の物語である。”
- 時間:約1時間30分(休憩なし、解説が入ります)
- ステージ料:800,000円(プール費・会場費別)
- 出演:城谷小夜子(しろたにさよこ) 楽器演奏他スタッフ 総勢11名予定
★作
近松門左衛門存偽作 竹本義太夫正本
★上演初演
貞享2年(1685年)正月 大阪・道頓堀 竹本座
★再演記録
なし(2007年春、和の輪が322年ぶりで再演)
★作品について
「賢女手習并新暦」は、1685年、貞享2年に大阪道頓堀で竹本義太夫によって初演されて以来、なぜか、一度も再演されていないめずらしい物語です。私どもが昨年、322年ぶりに蘇らせ、公演させていただきました。有り難いことにご好評をいただき、今年は関西の芸術祭に参加させていただくことが出来、大変感謝しております。
そして、この物語の大きなテーマは、「暦」です。
日本の暦は、遣唐使が飛鳥時代に中国から持ち帰りましたが、八百年の間に、だいぶずれが出てきました。そこで、江戸時代に、緯度と経度の計算をし直して、日本ではじめての暦が作られました。 1684年のことでした。これは当時大事件で、人形浄瑠璃でも、すぐに暦の物語が作られ上演されました。それが、この作品です。
物語をすこしお話しします。
『昔、昔、法王は、国を治めるために、正しい暦を作りたいので、星のことを調べたいと思いました。使者に選ばれたのは、安国と実方でした。
安国は、昔九州で人を殺していたので、西国へ行きたくありませんでした。
関東へ行く実方に、「行き先を交換してくれ」と頼みますが、断わられます。
その実方は、旅に出る前に、吉の方角にあたる大阪天王寺にお参りに出かけました。
同じ日に、愛染堂にお参りに来た瑠璃姫と出会い、二人は恋に落ちます。
この瑠璃姫こそ、安国に父を殺された娘でした。九州から追いかけて12年、家族で安国を探していました。』
さて、賢女である瑠璃姫は何を手習うのでしょうか・・・。
ものがたりのおしまいは、浄瑠璃独特のことば、「千秋万歳(せんしゅうばんぜい)、めでたしとも、なかなか申すばかりは無かりけれ」=めでたしめでたし、と締めくくられます。
★2007年の公演に寄せられた感想から抜粋
- 「不思議な世界でした。厳しく、かつ艶っぽく・・・」(男性)
- 「素晴らしくて息も出来ぬ程でした。こんなにしみじみとした感動は初めてです。」(女性)
- 「322年の時空を越えて、いにしえのロマンを感じさせてくれました。」(女性)
- 「日本の伝統文化をよくぞ掘り出して、21世紀に見事に再現していただき、感動いたしました。新しい伝統芸術の誕生です。」(男性)
- 「ゆっくりと静かに始まったのが、後半は引き込まれ目が離せなくなりました。」(女性)
- 「非常に良かった。久しぶりに日本の言葉を聞いた思いです。」(男性)
- 「心地よい1時間半でした。とても懐かしいような日本語のみみざわりの良さ、間の良さ、心が清らかになりました。ありがとうございました。」(女性)
- 「一人12役、一体どのように演じられるのかと思っていましたが、まさしくそこに一人一人が生き生きと存在していました。(2幕目はドキドキしました)こんなにおもしろい作品が、一度も再演されなかったとは、本当に不思議ですね。」(女性)
- 「わかりやすく素晴らしかったです。322年ぶりの御上演、心打たれました。」(女性)
- 「能舞台も、一人芝居も、古典もすべてが初めての経験でした。私にわかるのかと少し不安でしたが、お芝居が始まるとその世界に引き込まれ、ちゃんと内容もわかりました。この素晴らしい体験をさせて下さった城谷さんや誘ってくれた友人に感謝の気持ちで一杯です。今日の経験は私の財産です。」(女性)
- 「一人で12役を???・・・と思いながら見せていただきましたが、おもしろくて引き込まれました。声色!素振り!見事に演じ分けられておられました。」(女性)
- 「一人で何役もこなされたその鍛錬と、日本古来の文化に触れ、その奥深さに感動いたしました。」(女性)
- 「一人芝居だということで始めはあまり期待していなかったのですが、見ていく家に後ろの風景、周りの人まで目に浮かぶ様に感じ、また衝撃を受けた所では鳥肌が立ってしまいました。男性役もお見事でした。」(女性)
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