2008年7月歌舞伎座夜の部は 泉鏡花を2作
一つ目は「夜叉が池」春猿と段治郎が主役 すごい。りっぱにつとめあげた。
猿之助劇団の人たちの舞台だったが、玉三郎さんがここまでの舞台にしたことは皆が知っている。
静かで美しい舞台。集中力があり、品のいい舞台。
そして、「高野聖」
これは、玉三郎さんと海老蔵。面白い。きれい。はかなく、しずかで、なんともいえないあとに残る芝居。
泉鏡花をこれほど深く演じることのできる役者は他にいない。
玉三郎さんを得て、泉鏡花が生き返った。
はじめて海老蔵がいい、と思った。声がいいし、姿もいい。
相手役でこんなに変わるのか。
それにしても歌舞伎400年の重みはすごい。
これから10年は玉三郎・勘三郎が背負うだろう。もちろん他にもたくさんの役者さんたち。
そのつぎは、海老蔵、菊之助、春猿、段治郎。もちろん急に化ける役者も出てくるだろう。
その次は
勘太郎、鷹之資。お父さんが、勘三郎と富十郎だから。血が2人を主役に育てるだろう。
もちろん、もっとたくさんの役者たちが歌舞伎を魅力あふれるものにするだろう。
それまで、私は舞台を見続けることができるか・・・な。あと20年か。
しかし、思うに、これが伝統のすごさだ。
ちゃんとスターが生まれるのだ。
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