小夜子の世界

2008年08月

わだかまりない人生を

人は、
今幸せであれば、
昔の仲間と会うことができる。
そして、人の幸せと無事を喜べる。
人は、
自分中心でこの世を見ている。
私から見たこの世と過去は
ほかの人から見たこの世と過去は
別のものだ。
昨夜は、北大ESSの同窓会があった。
E連といって、6つの大学と交流していたので、
北大生は、他校の女学生と結婚することがままあった。
私たちの頃は、交流が盛んで、
カップルが何組も生まれ、
昨夜は、秋元さん、金子さん、笹さん、橋詰さんが夫婦で参加。
みな、あったことがあるので、
懐かしかった。
当時、一緒だったメンバーは、みな、
わたしのことを強烈な印象を持って
覚えていてくれている。
ありがたいことだと思った。
参加29名全員あいさつしたのだが、
わたしのはなしに、
かの人は拍手をしてくれた。
わたしはわかった。
やっぱり、天が、したことだったんだと。
女優の道を歩ませるために
遠い将来女義太夫を
受け継ぐ人間になる計画を
遂行するように
道が違うよ、と
あのショッキングな出来事を
与えたのだ。
その相手役に選ばれた人は
天から動かされた人だったんだ。
その後、
なにも話さなかったが、
多分2度と会うことはないだろうが、
はっきりと、
北大時代の意味がわかり、
参加してよかったと思った。
金子さんは今日からインドネシア。
束の間の再会、うれしかったよ。
ほんとに、当時助けてもらったものね。
あのとき、金子さんがくれた「いわさきちひろの絵本」に助けられたし、
ちひろの額は、今も色褪せたけど、
あれからずっと飾ってあるよ。
秋元さんは北大時代と変わらず、
エンタテーナーでさ。人は変わらないね。
澄子さんも変わらない。
青木さん、再会うれしかったよ。
多分同じ時間を思い出してたね。
笹さん昔のまま。智子さんといういい伴侶に恵まれよかったね。
橋詰さんは、ポーカーフェイスのまま。
大林さん、とても変わった。ますますきれいに。
佐藤さん、出会ったころのイメージの人だったよ。

よかったと思う。
不思議ね。
人生ってさ、
時間の長さじゃないことを
また痛感しました。
「濃密な体験」
恨んだりしないでさ、
そのことを
よきことと
とらえることは
すべての人に
出来ること。
「悪いことは一つもない」
すべてを
味わうために
喜びも悲しみも苦しみも怒りも感動も
瞬間瞬間の台本と、
その瞬間瞬間の出演者一同に
ありがとう、といおう。
北大時代の出演者のみなさま
本当にありがとう。
これからもよろしく。
さぁ、やっと、「北大物語」第3幕がはじまる。
義太夫物語は
9月6日から第2幕。

この世を去る日まで、
何重にも
いろんな舞台の幕が開き続けるのだ。
たとえば私の場合、
家族の物語
和の輪の物語
前進座の物語
義太夫の物語=初美師匠との日々
古典研究会の物語=米津先生との日々
インド哲学の物語=津田先生からの学び
二条中学の物語
山城高校の物語
北大物語
明大物語
日本舞踊の物語
気功の物語
狂言の物語
能の物語
太極拳の物語
バレーの物語
読書の物語
作家の物語
演出家の物語
ロシアの物語
アメリカの物語
世界の物語
生け花の物語
前進座養成所の物語
心理カウンセラーの物語
友人との物語
芸能人フリー会の物語
芸能人国民健康保険組合の物語
日俳連の物語
・・・・・
こういうふうに
自分にかかわりのあることは
自分の立場と顔が変わる。
妻であったり
母であったり
友人であったり
代表であったり
姉であったり
妹であったり
先輩であったり
後輩であったり
弟子であったり
先生であったり
参加者であったり
主催者であったり
人はみな
たくさんの顔を持ち
混乱せずに
生きている。
つねに
人を尊敬し
自分の顔と立場がどうであれ、
自分自身でいること
このことで
その時々の顔と立場を楽しめるのだ。
すべてを楽しむために
すべてを味わうために
すべての出演者たちにエールを送るため
感謝するために
わたしたちは
今日も生きている。
この世の肉体を離れる日まで。

たくさんのことを
思い出させてくれた
北大ESSクラブの同窓会だった。
みんな、元気でね!
お芝居見に来てね!






 
2008年08月30日 07:58 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
ちょっとの時間

今日は北大ESSの同窓会。
わたしはインド哲学の聴講生でほんの短い間クラブに所属していたにすぎない。
しかし、わたしの人生を一変してしまう大きな出来事がいくつもあった。
人生には、そういうときがあるようだ。
わたしにとっての激動の時期がまさに北海道時代といえる。
京都から札幌の北大へ。アメリカに行き、帰国して断崖に突き落とされ、
旭川へ2か月、ユースのヘルパーとして働き、
その間に、女優になるべく東京の劇団を受けることに決めたのだから、
破天荒と言えば破天荒。
本当に計画性があったのかといえば、いきあたりばったりにも見える。
しかし、あの激動の事件があったからこそ、
今伝統文化を引き継ぎ、次世代に伝えていく俳優として、またその後の事件があったればこそ
女義太夫にもなったのだ。
一見するとネガティブに見える出来事が
ちょっと見方を変え、
自分のこころを、怨みではなく、飛躍への背中押し、とみれば、
途端にチャンネルは、ぐっと違う人生の番組に変わるのだ。
ほんとに瞬時に変わるから面白い。
今から、タイムスリップして、当時の仲間たちと再会する。
すべて過ぎ去ったこと。
あの出来事を、今は「なるべくしてなったこと」と、受け止めている自分がいる。
どうも、天は私たちに味方していて、
中間世で決めた道から外れると、
ショッキングな出来事でもって、軌道修正してくれるみたいです。
何が起きても大丈夫。
そのようになっているから。
ねがわくば、
何事もなく、ゆったりと、みなで再会できますように。
夢の中の出来事のように、
年月を経て再会する友人たちを
愛でることができますように。
天よ、
ありがとう。
こうして素直に参加できる自分に感謝します。

 
2008年08月29日 15:32 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
オリンピック

4年に一度のスポーツの祭典。
谷本歩実が1本を取って金。「1本を取っていく日本柔道を次の世代の人たちに見せたかった」
とコメント。
水泳の自由形の彼も「決勝に行けるということを若い人に伝えたかった」
体操団体は銀。「美しい日本の体操を目指す」という。
「わたしはこれだ」というものがあると強い。
それが理想であり夢なのだ。
理想と理念と夢。
希望。目標。喜び。モチベーション。
わたしも人類を成長させる高い理想を持って芝居を作っていきたい。
いやしくならないで。
まっとうに
ま正直に
すぐに反応しないで
相手がなにを言いたいのかをよく考えること
批判に耐えること
相手の言い分から自分を知ること
すべてのことは
必然なのだから。
トラブルは気づきのチャンス。
身体の異変に早く気づくこと。
明日はちょっと休んだ方がいいかもしれない・・・ 

 
2008年08月12日 21:53 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
来ました、車。

待ちに待った今日。大雨の中、車がきました。
谷上自動車さんで、ワンカップの「まる」ちゃんを、スプリンターにかけて、お清め。
オーリスのタイヤにもかけてお清め。
本当に長いことよく働いてくれたよき車だった。
車はわたしのパートナーだ。
オーリス君は、思った通り、とても乗りごごちのいい車。
今日12キロ走った。
明日は、関宿で講演会。
帰りにネッツトヨタを通るので、鈴木さんに会いに行こう。
用事ないけど。
今日は着かれているから、明日のために早く寝よう。

 

 
2008年08月05日 22:38 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
車が来る日・・・明日
あ〜〜忙しいなぁ。
こんなに毎日ずっと何年も忙しいのは
きっと普通なんだろうな。
もっともっと忙しい人はこの世にたくさんいるはず。
車のことがあって、よけいに忙しかったのかな。
だいぶん前から車の調子が悪かった。
ついに7月18日に、コイン駐車場に入れるとき
バックで、ガタン!とすごい音がして何かにぶつけた。
バンパーが落ちて傷もついた。
「あぁ、ついにその時が来た」と思った。
次の日は「百人一首研究会」、日曜月曜と連続休日で
7月22日 の朝、谷上自動車さんへ行く。
「秋に、金沢と大阪に車で行きたいので、
1000〜1500CCの新古車があったら買う。
なかったら来年の7月、車検が切れるまで乗る。予算はオール込みで200万円。」
2時間後に電話が鳴った。
「中古だけど・・・」
早速柏に見に行った。
いやだと思うところが一つもなかったので、買うことにした。
躊躇はなかった。
4000キロ走ったネッツトヨタのオーリス。1500CC。シルバー。平成18年度型。車検が来年11月に切れるのが難点だが、ナビがついていた。ETCもつけてもらって、廃車代も税金も込みで約174万円。
値切ることも、サービスもなしで額面通り支払う。
今乗っているスプリンターは、なんと12年乗ったことがわかった。
10年かと思っていたのだが、12年で11万4000キロ。
新車で買ったが、本当によく動いてくれた。
このへたくそな運転手にいやな顔一つせずに気持ちよく働いてくれた。
車が決まってから、毎日オーリスを探すが、2台見かけただけ。
ほとんど走っていない車だ。
オーリス探しで
これほど他の車を見たことはなかった。
ホンダ車も多い。クラウン、マークU、ビッツ、ベンツ、キューブ・・・
ジープ型の車、青い色の車が目立つ。
明日は大安。
いよいよ明日スプリンターの引退の日。
12年間本当にありがとう。
オーリス君、これから10年間よろしく。
おそらく私の最後の車になるだろう。
この車で全国を旅公演してまわろうと、考えている。
5人乗りで、ボックス型で、1500CC。荷物も人も乗れるいいサイズだ。
明日、儀式をするのだが、
今夜はものすごい雷と雨。
まるで、スプリンターは、自分で自分をきれいに洗車したようだった。



 
2008年08月04日 21:58 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
松戸の花火

今夜は松戸の花火。
こんなに近くで見たのは生まれて2度目。
きれいだった。
家族みんなで花火を見るなんて、幸せなことだと思った。
ありがたいね。
今の幸せをかみしめた。
仕事はいつも順調に進んでいると
決めた。
そしたらあせらないし
こうして花火もゆっくり楽しめるのだ。
わたしもちょっとずつ成長しているかもしれない。
シュタイナーからの学びがいい影響を与えている。
人間生きている間は
みな学びだ。
どんなことからも美しさと真実を見ることができ
ありがたく、美しいものを感じることができるのだな。
外にあるものでなく、自分のあり方が一番の問題だ。
自分のこころが外の世界を見ている。
だから人によって、見えるものだ違うのは当たり前だ。

 
2008年08月02日 23:37 | カテゴリ:コラム | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
高野聖 玉三郎 

2008年7月歌舞伎座夜の部は 泉鏡花を2作
一つ目は「夜叉が池」春猿と段治郎が主役  すごい。りっぱにつとめあげた。
猿之助劇団の人たちの舞台だったが、玉三郎さんがここまでの舞台にしたことは皆が知っている。
静かで美しい舞台。集中力があり、品のいい舞台。
そして、「高野聖」
これは、玉三郎さんと海老蔵。面白い。きれい。はかなく、しずかで、なんともいえないあとに残る芝居。
泉鏡花をこれほど深く演じることのできる役者は他にいない。
玉三郎さんを得て、泉鏡花が生き返った。
はじめて海老蔵がいい、と思った。声がいいし、姿もいい。
相手役でこんなに変わるのか。

それにしても歌舞伎400年の重みはすごい。
これから10年は玉三郎・勘三郎が背負うだろう。もちろん他にもたくさんの役者さんたち。
そのつぎは、海老蔵、菊之助、春猿、段治郎。もちろん急に化ける役者も出てくるだろう。
その次は
勘太郎、鷹之資。お父さんが、勘三郎と富十郎だから。血が2人を主役に育てるだろう。
もちろん、もっとたくさんの役者たちが歌舞伎を魅力あふれるものにするだろう。
それまで、私は舞台を見続けることができるか・・・な。あと20年か。
しかし、思うに、これが伝統のすごさだ。
ちゃんとスターが生まれるのだ。

 
2008年08月02日 23:22 | カテゴリ:見ました読みました感動しました | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
鳥越文蔵先生(早稲田大学名誉教授)

「ほんとうにりっぱな人は威張らない。」
鳥越先生の優しさに触れ、この格言をまた思い出した。
先生はいやしくない、しかも、あたたかい。
わたしのインタビューに丁寧に答えてくださり、
しかも、木谷蓬吟氏の書かれた「賢女〜」の解説文も
提示してくださった。
そして、パリの図書館で、浄瑠璃の床本と遭遇され、
日本で出版したこと。
こんな偶然はあり得ない。
先生のひたむきさが、本を呼んだし、校倉書房さんも出版しようという気に
なったんだと思う。
どんなこともみな、大きく宇宙とつながっているから
先生の生き方が、後世に残る仕事を引き寄せているといえる。
天に好かれる人は
おごらず、悪口を言わず、けなげだ。
鳥越先生から、近松第6作目を提示してもらった。
3年後に、上演したい。
先生の仕事を、舞台で実現したい。
鳥越先生、たくさん教えていただき、本当にありがとうございました。
これからも、先生に教えていただきながら
いい舞台を作っていきたいと思う。
鳥越先生のなされたくさんの仕事に敬意を表したい。
先生、ありがとうございます。

 
 
2008年08月02日 23:20 | カテゴリ:この人との出会い | コメント (0) | トラックバック (0)
▲pagetop
カレンダー
2008年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
城谷小夜子ができること「ヘルス・アート」「講演」「企画」

カテゴリー

  • ご案内 (2)
  • コラム (108)
  • 見ました読みました感動しました (49)
    • 帝京佐賀北戦
  • 珠玉のことば (97)
  • 最近の記事

    月別バックナンバー