伊達大夫師匠のおかみさん。
「おかみさんのそばにおったって」という初美師匠の一言で、
通夜告別式とお手伝いさせてもらった。
おかみさんとは、初対面だった。
よくよくのご縁があるのだと思う。
5月26日(2008年)に敬愛シビックホールに駆けつけたとき、ちょうど伊達師匠を棺にお入れする時で
わたしも冷たくなった師匠の足を持たせてもらった。
おかみさんは91歳。
伊達師匠と60年を超える夫婦二人だけの人生だった。
「顔見たって。きれいやろ。二度惚れするわ」おかみさんは明るい。
夜伽の間にいろんな話を聞いた。夢がよく当たるという。夢を見たので、今回はあかんかも、と
思うた。
「泣いたらあかん、と思うてるのやけど、こみあげてくる」
「これがいややのや」と、お骨を拾う前にいわれた。
通夜告別式と、よくがんばられた。
わたしはそばにいて、どんなにつらいかとお察しした。
伊達師匠に頼まれたのがわたしだったとは、なんとありがたいことだろう。
弟子の相子大夫さんは献身的だった。松香大夫さんも津国大夫さんも心からのお手伝いだった。
伊達師匠、みんながおかみさんのことを大事に思ってますよ。
天から見守ってあげてくださいね。
おかみさんの芸人の女房のありかたをそばで学ばせてもらった。
おかみさん、お役目りっぱに勤めあげられて本当にお疲れ様でした。
おかみさん、どうぞどうぞ、お身体おいといください。
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