誠実な人。
真摯な人。
おごらず たかぶらず 絶望しない人。
愛の人。
三浦綾子という作家を育て上げた人。
三浦綾子さんの書いた本は
夫君とふたりで書かれたのだと
つくづくわかる。
あんなに真剣に長年看病し続けたのに
自分を責めておられたことを
昨日のように思い出す。
こんな男性が
この日本にいらっしゃるのだ。
どうぞまたお会いできることを願っています。
自分の邪悪なるこころを
恥じる。
「道ありき」三浦綾子 より
「三浦さんは、決して共犯者にはならない人だ。いつも正しい。あの一筋も乱さぬ
髪のように(うつむいた瞬間、パラリと垂れることもな髪なのだ)あの人はいつも
端然としているのだ。崩れることのない人だ。」
「たしかにこんなことぐらいで歌を止めるくらいなら
初めから歌を作らぬほうがよかったのだ。もしあのとき
腹立ちまぎれにアララギをやめていたら
わたしは実におおくのものを失ったにちがいない。」
「しかしわたしは
あの輝かしい愛の時を与えられて感謝したように
今後の
いかなる悲しみ苦しみにも
喜ぶのでなければならない」
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